【質問5】生徒同士のいじめが原因で、自殺した子どものニュースを聞くことがあります。いじめっ子を注意・指導しなかった学校側の責任を認めた事件はありますか?

→ あります。教員は加害生徒のいじめを注意等指導しましたが、指導の効果がなく、被害生徒が自殺した事件で、学校側に損害賠償責任が認められました。  

事故の概要

津久井町(現在の相模原市)の中学校で、生徒同士のいじめがあり、それが原因で被害生徒が自殺しました。

認められた損害賠償額

約2155万円(津久井いじめ自殺事件:東京高判平成14年1月31日判例時報1773号3頁)

認められた理由・解説

教員には、児童や生徒の安全に配慮する義務があります。本件の教員は加害生徒に注意等をしていますが、指導をしてもいじめが続くことがわかった段階で、加害生徒・被害生徒の親との連絡を強化するなど、学校全体で組織的にいじめを防止する「継続的指導監督措置」を講ずるべきでしたが、それをしませんでした。

事件が発生した1994年当時、テレビなどで生徒間のいじめが原因で、被害生徒の自殺に繋がる報道がされていました。裁判所は、この点を指摘し、教員には「被害生徒がいじめの被害で命を落とすかもしれない」という予見可能性があったと認め、学校側に2155万円の損害賠償を命じました。

いじめなどが原因でお子様が亡くなったご遺族の方は、お早めに弁護士法人シーライト藤沢法律事務所までご相談ください。

    

   

初回相談料・着手金無料ですので、お気軽にご相談ください。

  • 初回相談無料
  • 着手金無料

0466-53-9340

受付時間
受付時間:平日9時~19時
相談時間:平日9時~21時

シーライト藤沢法律事務所神奈川県藤沢市鵠沼石上1-5-4  ISM藤沢2階

新型コロナウィルスに対する弊所の対応について

本当に十分な補償を受け取れていますか?示談交渉や損害賠償の請求で、金額は大きく変わります。

依頼前 依頼後
プレス機に挟まれ
指を複数切断
支払わず
裁判1500万円
フォークリフトに
足を弾かれて骨折
支払わず
裁判2000万円
落下事故で死亡 保険金のみ
裁判2700万円
落ちてきた建材が
直撃して骨折
保険金のみ
裁判2700万円
過労ドライバーが脳出血を発症し、上下肢機能全廃 保険金のみ
裁判4000万円
過労医師が内因性心臓死により死亡 保険金のみ
裁判1億6000万円

法律相談のご予約はこちら

まずはお気軽にご相談ください

初回相談は無料・着手金0円

メールでのご相談予約はこちら

0466-53-9340

0466-53-9340

電話受付時間:平日9:00~19:00

労災LineQRコード
 

アスベスト被害者相談ページはこちら

 

賠償額無料診断サービスご相談できます。


 

弁護士による労災申請サポート


  • 事務所・弁護士の選び方
  • 賠償金の基準
  • よくある質問

コンテンツメニュー

事務所紹介

相談室写真

〒251-0025
神奈川県藤沢市鵠沼石上1-5-4
ISM藤沢2階

JR藤沢駅 徒歩5分